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ミュシャ展

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すごかった。超スペクタクル。

 商業作家が民族主義に目覚めて芸術の新たな価値に気付き、壮大な作品制作に余生を捧げた、っていう展覧会の隣で、自国の作家を商業主義的に徹底的に食い尽くす展覧会をやってるのはひどい皮肉な状況を感じた。

 見に来た人にシールを配って、みんなで水玉の部屋を作りましょう!っていうのにはもはや苦笑しかない。

 あと、プラハ市立美術館は2012年からスラブ叙事詩の公開をしているそうだけど、明らかに目玉の展示であるこの作品を公開から5年で早々に全点貸し出すっていうのは、よほどお金がないのか。作品保護は大丈夫なのかと不安になった。

 ほぼ草間彌生展ディス(草間彌生ディスではない)になったけど、日本の作家でお土産売り場がごった返すほど大もうけして、それをチェコの貧しい美術館に還元し、貴重なコレクションの保護に貢献出来るのだとすると、国立美術館も捨てたもんじゃないなと思った。

 あと、スラブ叙事詩については時代性を意識しないとすごーいで終わっちゃう。ロシア革命を背景に、歴史を描いたということ。