「夜明け前 知られざる日本写真開拓史 総集編」他 @東京都写真美術館

「夜明け前 知られざる日本写真開拓史 総集編」

 今回は学芸員のギャラリートークがあるというので平日の昼間から恵比寿に。学芸員のミツイさんはイケイケな広告代理店風の男性。トークも軽快。

 この美術館の収蔵品展というかいつも3階でやってる企画展は、写真の歴史や技術についてなど、毎回とても教育的に優れていて勉強になるのでなるべく見るようにしている。初心者からマニアまで、撮るのが好きな人にも観るのが好きな人にもオススメできる。

 というわけで今回は、日本の初期写真の特集なんだけど、とてもコンセプトが明快で、しかもギャラリートーク付きなのでますます勉強になる。写真の彩色の方法とかはじめて知った。内田九一による明治天皇皇后の写真があって、有名なキヨッソーネの肖像との関係が気になった。

 

「山崎博 計画と偶然」

 延々と水平線の写真が並ぶ。実験的なビデオアートもあったり、かなり個展にしては物量があった。戦闘機をどアップで撮った写真が面白かったかな。

 

「APAアワード2017」

 広告写真。ポカリスエットの写真とかね。

 ほとんど関係ないけど、今年の世界報道写真展の大賞は「あの」ロシア大使がトルコで暗殺されたときの写真が取ったらしい。あの写真は見た瞬間、「あ、これは取るな」と思った。写真の力をまざまざと感じた1枚だった。

 広告写真は、どこまでが写真なのか、よくわからないレベルで加工されてたりする。それはそれで面白いんだけど、ストレートにそれを見せられたとき、なにを評価したら良いのか困惑する。