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舞台『幕が上がる』 大千秋楽 ライブビューイング

感想 映画 演劇
5/24 18:00〜 @PARCO劇場

 ほんとに偶然やっていて、ふらっと入ってしまった。映画版は見たいとは思っていたけど、今日まで見ていない。

 平田オリザ原作、ももクロ主演の作品だっていうのは知ってたのですが、もう少し軽い話を想定していたので、あんなガチに震災で心に傷を負った少女の話をされるとは、心の準備が出来ていなかった。銀河鉄道の夜を見る度にこの作品を思い出すことになるかと思うと。。。

 ももクロが主演というか、ももクロが他の女の子といっしょに出ているという感じで、特に特別扱いはされていない。アニオタとしては『アイドルマスターXENOGLOSSIA』的ななにかを感じたw。演技はわりとちゃんとしてたように思うが、赤い子は下手だった。下手だったんだけど、なんかやっぱり主役の風格があるというか、カーテンコールでもなんかセンターの風格があるというか、やっぱりなるべくしてあの位置にいるんだなという感じがした。

 カーテンコールまで役者しか出てこないのも、おそらく意図的なんだろうと思う。現実のレイヤーがどこにあるのか混乱が起きる。アイドルが役者で、劇中劇があって、すごく現実的なストーリーで。

 ももクロの中でひとりだけ学年違いの役を演じていたピンクの子が、学年ごとに出るシーンが多かったのを受けて、カーテンコールで「このお芝居の間、自分がももクロじゃないみたいだって思ってた」って言ってたのが印象的だった。自分はももクロだって思ってるんだなって。アイドルって夢の中に生きている感じの人が多いのかと思っていたので、この人は当たり前に、演じる以前に、ももクロなんだなって思った。

 演劇部の話で、発声練習とかそういうのが懐かしかったのもあるけど、たぶん脚本の意図とずれているからからであろうどこかたどたどしい会話とか、舞台の上の照明の熱気とか、そういうものを感じて、とても懐かしくなった。こんな芝居(くそまじめな)が映画館でライブビューイングされちゃうんだから、ももクロ、アイドルってすごい。