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神戸市立博物館『大英博物館 古代ギリシャ展』




行ってきました、神戸まで。
神戸の街はとってもきれい。
東京でいうと丸の内みたいな感じのところに市立博物館はありました。

大英博物館の世界巡回企画。
夏には上野にも来る予定ですが、原発事故で来なくなったりするんじゃないかと、
衝動的に神戸まで。(ちなみに弟も一緒に。ギリシャ展にはついてこなかった。)

"the body beautiful" という企画の原題は、ギリシャ美術の王道行きます宣言。
テーマ設定も明快で、とてもわかりやすい構成。古代ギリシャ入門編ってかんじ。

目玉は『円盤投げ』のでっかい彫刻。
阿修羅像の時もそうだったけど、いっこだけ特別扱いで別室に、
っていう展示スタイルはあんまり好きじゃないな。
作品自体は素晴らしい。美しい。
ハドリアヌス帝の別荘から出たものらしく、まさにローマ趣味的な大胆なポーズ。

壺絵に文字が少なかったのが残念か。読める文字が、って意味ですけど。
単語が読み取れると意味がわかるものもあるのだけど、
虫食い状態だと、そこから単語を類推するのは自分のギリシャ語力ではちょっとムリ。
墓碑とかがもっとあると面白かったのだけど。

紀元前8世紀のブロンズ『アイアス小像』、これは地味すぎwだけど、すごい。
ホメロスの想像力がダイレクトに(ガラス越しに!)伝わってくる感じがすごい。
人間かどうかもあやしいほどシンプルな造形なのに、
アイアスの悲哀がぶわっと押し寄せてくるのです。
こんなものが土の中から出てきて、その物語を発見したとき、
その人はホメロスの世界までひとっ飛びじゃないですか!
こんな事を想像していると、やっぱり古代美術はたまらない。
その点ギリシャ人の想像力と表現はやっぱすごいんです。たまらない。

というわけで、ワンフェスで見かけた、海洋堂制作の円盤投げフィギュアを買ってきた。
こういうつながり方はいいよなあw
写真を撮りました。

東京にも来てくれれば、もう一回いけるな。
すいてて良かった。ゆっくり見たい人は神戸へどうぞ。