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東京都写真美術館 世界報道写真展2014 ほか

感想 写真 美術館
世界報道写真展2014』
 毎年恒例、必ず来ています。1年前のちょうど同じ日に来ていたらしく、なんでそれがわかったかという と、この美術館は夜来るとポイントカードにスタンプを押してくれて集めるとグッズをくれるというのがあって、その有効期限が1年だったので、出したら「昨 日で有効期限が切れていまして、、、」と言われてしまった。
 今年の大賞作品はソマリアの出稼ぎ労働者たちが夜、(電波を掴むために)ケー タイを空にかざしている様子をとらえた幻想的な写真。例年迫力のある写真が選ばれているので、去年は世界的に比較的落ち着いた年だったのかな、とか思って たんだけど、世界が落ち着いている年なんかあるわけもなく。この展覧会は毎回、この1年、世界でなにが起きたのかを気付かせてくれる。シリアやウクライナ など、大国の利害の対立が地域紛争に発展する例が増えてきている。
 スポーツの写真や、ルポ的な作品も。世界水泳のシンクロの選手の写真や、ノルウェーの田舎町のお祭りの少女達の写真が魅力的だった。

『岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて』
 ベトナム戦争の写真から、アイルランド独立運動の写真、紀行写真など。戦争写真は、報道写真展で「今」を目の当たりにする衝撃のあとだと、インパクトに欠けてしまう。北アイルランド独立運動暴動とかの写真があったんだけど、北アイルランドは今度独立の是非を問う国民投票をやるらしい。平和的な独立のいいモデルになるといいけれど。

『フィオナ・タン まなざしの詩学
 ほとんど映像作品であんまりゆっくり見なかったんだけど、動画版の肖像写真みたいな作品がよかった。作品の雰囲気もよかったし、なによりディスプレーがとても美しい発色のいいディスプレーだった。

写真美術館はこの秋から改修工事で2年ぐらい休館するらしい。ずっと大好きな美術館で間違いなく一番たくさん来ている美術館だった。きれいになって、いい企画をたくさんやる いい美術館となることを願ってます。