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東京都写真美術館

久々に行った。もう学割使えないのね。


森村泰昌展・なにものかへのレクイエム− 戦場の頂上の芸術−』

 「顔」ですよね。"Who are you?" への回答が顔なんだけど、そこを攪乱してくるという。メッセージがとっても安っぽいのは何でだろう。『溶ける写真』かあ。「溶ける」って最近とっても好きな言葉だったのだけど、ちょっと違う感覚かも。
 ヒトラーをあそこまで戯画化しなければいけなかったのは、作家の負けだと思う。その辺に時代遅れ感がつきまとう。ポロックは言われなければ気付かない。ガンジーはパッと見で気付く。ホントかな?w
 やっぱ戦争、第二次大戦、太平洋戦争。日本の「今」の芸術とこれの関わりについては、今回に限らず、最近見てきた数々の作品から、とりあえず事の深刻さはわかった。ちょっと真剣に考えようという気になった。そんなに私たちって65年前に人生を左右されてるの?


ジャンルー・シーフ写真展 Unseen & Best works』

 かっけえ。ヒッチコックの写真とかね。イヴサンローラン(自身)のヌードはパリの展覧会でも見た。女を見る目とか、まあいろいろとっかかりはありそうだけど、死人に口なし。未発表作を他の人がプリントして出しました、という趣旨の展覧会だけど、無難な仕上がり。


 どっちが面白かったかといえば、ジャンルー・シーフの方が面白かった。森村泰昌はやってることがキャッチーだけど、うーむって感じ。でも、両者共にそれなりに見応えがあった。