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国立新美術館『マグリット展』『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展』

マグリット展』

 会期の終わり間際でめちゃくちゃ混んでてもう少しゆったり見たかった。絶対マンガ展の方が混んでるだろうと思ってたのに。

 マグリットは好きです。友達はミーハーだっていってたけど。よくあるしましまの絵の中で、男女の女の人のシルエットの上にしか男の人が描かれていない絵のシリーズがあって、今回も1枚あった。すごく好きです。初期の作風はほんとに多様で、模索している感じなんだけど、それが意外とずっと続く。ようやく最後の部屋で「あのマグリット」になる。ポスターなんかの商業絵画も描いてたりして、面白かった。じっくりお気に入りの絵探すっていう雰囲気じゃなかったのが残念だったかな。


『ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展』

 こっちは意外と空いてた。客層はオタクっていうよりも、サブカル寄りの若者が多い感じ。90年代ぐらいからの作品を作品ごとに展示する感じなんだけど、ちょっと展示としては散漫な印象を受けた。とりあえず集めましたという感じ。展示室に太鼓の達人の音が響き渡り、アイカツの筐体には行列が出来てた。板野サーカスグランツーリスモが優遇されてた。技術と手間が見えやすいというところか。入ってすぐ、攻殻機動隊から始まるんだけど、その次にあるのがイヴの時間だったのが個人的にはうれしかった。

 アイマス放課後ティータイムが美術館に展示されるという権力の暴力と戦わなくてはいけない、と冗談で友達に言ったけど、こんな風に集められてしまうということは本当に少し気をつけてみないといけないと思う。ここからはずれたものが生きられる場所に、ニッポンのマンガ、アニメ、ゲームは育ってきたのだから。