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九州国立博物館



太宰府天満宮から場違いな長いエスカレーターを登ると、そこには超絶近代建築が!
新しい美術館、ノーチェックだったのでサプライズだった。森のなかにガラス張りのへこんだロールケーキみたいな感じのまあ、でかいけどそんなにヘンテコではない。天井をたぶん地元の木材かなんかの細めの丸太の組木で支えてるのが面白い。それがむき出しになってる。

『よみがえる国宝 - 守り伝える日本の美 - 』

美術品の修復の歴史とか、作業手順とか、修復にともなう新たな発見、技術伝承とか。高松塚&キトラの壁画事件以降、日本の古美術保存のレベルは軽蔑しているのだけど(やってることが大昔の墓泥棒以下なわけですよ、技術がないわけないのに!)、がんばってる人はいるよと。複製品とか多かったけど、工芸品は複製でも面白い。

常設展はアジア関連、古代美術が多くて楽しかった。ガンダーラの仏像はやはり良い。いい埴輪があった。新しいとこだけに映像展示も多くて、子供から大人までいい勉強になりそう。銅鐸を叩けるのが地味に嬉しい。だって、叩いたことあります、銅鐸?wそもそも鐘だってあんまり意識してなかった。あと伊万里焼。焼き物はよくわからないけど、高そうなツボがいっぱい。ヨーロッパで好まれたっていうのはなんとなくわかる。ヨーロッパの陶器ってわりとずっしり肉厚でザラザラな感じだもん。え?イメージが2000年前で止まってる?でも、マイセンとかウェッジウッドは東洋の影響を直接受けてからでしょ。

映像展示のなかでも、4k スーパーハイビジョン映像で伊能忠敬の地図のドキュメンタリー、これが一番すごかった。いくなら必見ですね。中身も面白いんだけど、映像が本当キレイ。


プロデューサーさん!ハコモノですよ、ハコモノ!!
って感じですが、楽しかった感は否めない。中身と展示をもっともっと充実させて欲しい。そういえば、邪馬台国アピールあったっけ?