読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミュージカル『RENT』

感想 演劇
9/25(金) 19:00〜 @シアタークリエ

で、『RENT』ですよ。これも死ぬほど期待してた。どれぐらい期待してたかというと、まず、映画は何回も見てて、今まで見た作品の中で一番好きだって言えるぐらいなんだけど、舞台は初めてだった。それで、去年、キャストオーディションのウェブサイトを見つけたときからすごい楽しみで。

そして、死ぬほど期待してたのを超えて、素晴らしかった。ほんとに贅沢で、感動的で、強いメッセージがあって。みんなが幸せになって終わる話じゃないけど、希望を感じさせる。それは本当に、ありきたりな物差しでは測れない希望の尺度で、時間が経っても色あせない物語の強さを持ってる。

舞台版がこんなに全編にわたって曲で埋め尽くされているとは思ってなかったから圧倒されたし、若い日本のキャストが支えているっていうのもよかった。1曲1曲がほんとに素晴らしくて、どれもすごく印象に残った。こうやって作品は古典になっていく。

タンゴモーリーンのダンスがキャストが光っててすっごい面白かったのと、リプライズのI’ll cover you は泣いた。

3時間近いような公演にほとんど全編歌(歌っていうのはオペラでいうとアリアの部分のことで、例えばレミゼラブルなんかほとんどオペラみたいな感じだけど、結構レチタティーヴォ的なセリフの部分があるけど、それがほとんどなかった)で埋め尽くされているあの凝縮感はものすごいパワーを感じた。


(作品の出来としては本当に素晴らしかった。そしてLGBTブームと言われる最近にあって、日本でもセクシュアルマイノリティをめぐる状況はだんだん変わってきていて、RENTもリアルタイムを描いた作品から、意味が変わってきている。これは風化しているのではなく、古典になったということだ。)