ニコミュって・・・

ニコニコ動画の「運営」がテニミュのプロデューサーをヘッドハンティングしてきて、
ニコ生でミュージカルをやるらしいです。
それに向けたワークショップも開かれるようで、本気臭が漂ってきます。


絶対失敗します!!


正直、心が弾んでしまっていますが。
いや、だって、ミュージカル+ニコ動なんて、ドンピシャですよ。
でも、テニミュってミュージカルとしての「不完全さ」が、その周辺にコミュニティを生じさせる結果になったわけで、あ、その不完全な作品を作った本人がやるのか、あ、そこからすでに運営の壮大なネタが始まっているのか。

でも、どうやら女性ユーザーの獲得が主たる目的なようなので、イケメンを使ってなんだかよくわからないものができあがり、なんだかよくわからないけれどごく一部の女性が「本気で」群がり、既存のニコ動ユーザーはその外で例によって「ネタで」群がる、みたいなことになるんでしょうか。

今はもう「既存のニコ動ユーザー」といっても多様化しているので、ネタで群がるのもごく一部のニコ動ユーザーになるんでしょうが、しかしとはいえ「ニコ動のミュージカル」ってなにをやるんです!? ニコニコ動画には物語がないでしょう?さあ、考えてみよう。


1.ストーリーはきわめていい加減な構成で、歌ってみた系の人気の人が次々出てきて歌って踊る的な。無難に誰にもうけない、出てる個人のファンにしか受けないものが出来る。


2.わかむらPの映像編集、脚本家に春原ロビンソン、他にもミクの有名P等々、を集めて、1との組み合わせで、きわめて玄人受けする作品に。個人的にはそるPが主人公として歌って踊るミュージカルを見てみたい。




3.ポストテニミュのニコ動で、ミュージカルといえばこの人!



ストーリーとかも、マナジーリスペクトで、そこに1と2を盛り込みつつ。


4.ニコ動発展の歴史をミュージカルに。



「建国の英雄」戀塚氏とか、ひろゆきとかを超イケメンがやる、ウケそう。ニコニコのスター総出演、ミクとか、アイマスとか、ガチムチとか、キーボードクラッシャーとか、松岡修造は本人登場!みたいな。これも新規ユーザー獲得にはつながらなそう。


5.本気でニコ動的な、超アヴァンギャルドなミュージカルを作る。これはできたら時代を代表する芸術になる気がする。でもそもそも作品自体がそれで完成して閉じていたらニコ動的ではないわけで、「プラットフォーム芸術」のようなものになるのかなあ、それはありがちなインスタレーションアートと変わらない気がする。そして、それは1〜4のことなのか。


ニコニコ動画とミュージカルは、性質として正反対のものを持っている。解放系か閉鎖系かの違いで、そもそも目指す方向が正反対なのでは。これを調和させようとするなら、かなりマジメなドラマツルギーについての議論が必要になると思う。でも、そんなことお構いなしにヌルヌルッと現代の表層を駆け抜けるのがニコ動のパワーなので、

つまり期待してます。