『この世界の片隅に』

素晴らしい作品なのは間違いない。アニメとしても、戦争映画としても。
思わず原作を買ってしまった。

原作だとすずさんの妊娠が勘違いだったと描かれるんだけど、
映画だと可能性がほのめかされたまま終わってしまって気になった。
リンさんのエピソードが大幅に削られてるからだけど、
みなしごを育てていくという最後の終わり方をするのであれば、
子どもの扱いはちゃんと描いておくべきだったんじゃないかなとも思う。

最後の孤児がすずさんのところまでたどり着くシーンは、
それまでじわじわ精神的に辛いと思って見ていたところに、
最後にストレートパンチを受けたようで、大きなダメージを受けて帰ることになった。
ほんのりほのぼのした気分で帰らせないぞ、というメッセージを感じた。
これもまた優しくない映画だなあ、と思ったのでした。