沈黙

ネタバレ注意

 

原作小説を昔読んで以来トラウマで、怖いもの見たさから見に行った。

拷問シーンは期待していた恐れていたよりはマイルドで、そこまでダメージはなかった。

 

内容よりもまず、長い!3時間近くあって、めちゃくちゃトイレに行きたくて、最後の方「早く転んでしまえ」と心の中で唱えながら見ていた。

日本にはキリスト教が根付く風土がない、っていうのが強調されるんだけど、原作もこんな感じだったっけ?

引っ越してきました。

もう少し人目につくところでやりたいと思い、blogger から移ってきました。

よろしくお願いします。

Wake Up, Girls! 青葉の記録

1/21 13:00〜 @AiiA 2.5 Theater Tokyo

 チケットが思いの外とれなくて焦ったけど、何とか一般席でとれた(特典付きのプレミアムシートを狙ってた)。最後列でマジかよ、って思ったけど、ライブに比べればハコがずっと小さいのでそれでもだいぶ近く感じた。

 演出は結構ガバガバで、音響も照明もなんだかなあ、って思うところがあったりした。以前見たももクロの舞台と比べちゃうと、やっぱり平板な舞台に見えてしまう。でも、そんな演出の中、あと他の共演者もたくさんいる中で、WUGの7人の頑張りが見えて、とても好感を覚えた。

 基本的に最初の劇場版のストーリーを繰り返す形で進んでいく。パンチラとか、「あなたたち処女?」とか、露骨なシーンはカットされて、いろんな意味でつるんとした演出になっているなという印象。衣装も原作を再現してて、2.5次元って感じ。かやたんの私服衣装がかわいかった。

 劇中で新曲の「ゆき模様 恋のもよう」を歌うシーンはミュージカルっぽい演出ですごくよかった。そこからもう少し盛り上がりがあるとよかった。

 シーンの前半でWUGメンバーが夜の公園で語り合うシーン。背景の夜景の映像が東京になってるんだけど、これはシンプルに演出ミスだと思う。あの場面で象徴的にも彼女達の背景に東京の夜景が描き出されるというのはありえない。東京のI-1に対して、ピラミッドの下部としてではなく、オルタナティブとしてWUGが仙台で立ち上がるわけで、これはWUGの物語全体の根幹に関わる部分だと思うんだけど。

 ライブパートも合わせてたっぷり2時間。劇中にもライブシーンがちりばめられてて、知ってるストーリーの繰り返しだけど、退屈はしなかった。山下さんの表現力・芝居が(意外にw)よかったと思う。やっぱりいろんな仕事で磨いているのが表れているかなと思った。

ライブで歌ったBeyond the Bottom がやっぱりすごくよくて染みた、、、これもヤマカンが関わってればもう少し違ったのかなあ、とかやっぱり考えちゃう。

2017年

2016年は、自分にとって苦しい年だった。仕事がうまくいかなかったせいで、創作の方も実質的になにも出来なかった。

12月のはじめから仕事を休むことになった。多分2月ぐらいまでなんだけれど、仕事についてから初めてのことだし、普通に今の会社で働き続ければこんなに休みを取れることはこれから仕事をし終えるまでない。なにかしないと、今できないことは一生できない気がする。

というわけで、希有なはじまり方をした2017年。ひさしぶりにちゃんとやりたいことを書いておきたいと思う。
  •  『双子姉妹』の続刊を出す。
  • なにか小説・脚本の応募する。
  •  貯めてた本を仕事を休んでる間に消化する。
  • 楽しい1年にする。
  • これからの生き方について、ちゃんと考え、みんなと話す。
今年は自分にとっても、とても大事な1年になる気がします。

RENT 20周年記念ツアー 来日公演

12/24 15:00 @東京国際フォーラムホールC

念願のブロードウェイキャスト版。

とにかくよかった。

これまで、映画と日本語版舞台を見たけれど一番歌詞の意味が入ってきた。
サントラは死ぬほど聴いているけれど、歌の意味がようやくわかった、っていうシーンがいくつもあった。
見慣れたシーンにも新鮮な発見があって、「オリジナル版」だからこそ、既存の演出から自由になれるというのが見て取れる。やっぱりブロードウェイで見なくちゃいけないんだなと思った。
完成されたクオリティの中で、小劇場感を失わない舞台美術も生き生きとして見えた。
エンジェルとモーリーンがこれまで見たどのRENTよりも美人だった。
I'll cover youのリプライズは抑制がきいた演技だったけれど、それでも涙がこぼれてきた。

いっしょに観た友人はある意味この作品は古典になったというようなことをいっていたけれど、
たしかに、RENTはミュージカルとしてのクオリティからすれば、十分に古典となる強度を持った作品だ。
けれど、90年代のニューヨークの影の部分を描いたこの作品が、今日本で見ても魅力を失わない理由のひとつは、
この作品が「今でも」「私たちにとっての」アクチュアリティを維持しているからなのは間違いない。
素晴らしい音楽の一曲一曲が、普遍的・古典的なテーマから時代性の強いメッセージまで、力強い色彩のグラデーションを描き出す。
その波が、切実に観客に迫ってくるからこその感動を私たちは感じることが出来る、そして、その波を、私たちはまだ、感じなくてはいけない。
貧困は最近の日本でまさにクローズアップされているし、セクシュアリティジェンダーについてもようやく表立って議論されるようになってきたところだ。
RENTの同時代性を乗り越えて、この作品が本当に古典となる日はやってくるだろうか。

クリスマスイブの夜、丸の内でイルミネーションを歩きながら、
こんな日にミュージカルなんか見て、なんか矛盾を感じないではないのだけれど、
すごく幸せな気分に浸りながら、ぐるぐるといろんなことを考えました。

ラ・ボエーム



11/26 14:00〜 @新国立劇場 オペラパレス

RENTの下敷きとなったオペラと言うことで興味を持った。
というわけで、お勉強のつもりだったのであまり面白さは期待してなかったんだけど、
ひさしぶりにオペラを見たらその歌声に圧倒されちゃって感動した。
特にロドルフォ役のジャンルーカ・テッラノーヴァさんがすごかった。
ハートを掴んでくる歌声だった。

RENTとの比較としては、
結末がほぼ同じだったことが意外だった。そう考えると最後ミミが生き返るっていうのは、
本歌取りだから、ってことで一応説明がついてることになる。
RENTの終わり方は不思議な感じがしてたので納得した。
エンジェルはいなかった。モーリーンに当たるムゼッタっていう奔放な女の人が出て来るけど、
RENTはエンジェルを導入したことでモーリーンの位置付けが明確になることを考えると、
ここがRENTの作劇のポイントだったんだなあと感じる。

ラスコー展 @国立科学博物館

行ったらちょうどギャラリートークをやっていて、
それについて見て回ったらとても勉強になった。

壁画を持ってこられるはずもなく、復元したものが来ているんだけど、
まあそれはそれとして、洞窟の構造から、そこで見つかったものとか、
同時代の発掘品とかから、クロマニヨン人の習俗に想像が広がる構成になっている。
2000年前のギリシャ・ローマの遺跡にヒーヒー言ってる自分からすると、
2−3万年前というのはすごい古さだ、とあらためて思う。

そう考えるとこんな壁画が残っているのはすごいことだ。
発見当初は観光客が押し寄せて管理も悪く、カビが生えたりしたそうで、
日本の高松塚・キトラ古墳の壁画の件に似ているが、こちらはせいぜい1400年前。
エジプト文明も6千年前ぐらい。すごい。 大切にして欲しい。
そんな時代になかなか立派な彫刻的な装飾品が作られていた。

展示後半にあった解説で、こういった芸術的感性は、
ホモ・サピエンス特有なもので、これは世界中で同時発生していることから、遺伝によると推測するもの。
フランス政府がオリジナルの企画をしたということで、ラスコーを世界に紹介する展覧会である一方で、
多文化主義と脱西洋中心主義を最後に付け加えるというのはさすがだなと。

恥ずかしながら記憶にある限りこの博物館に入ったのは初めてで、
常設展示も地球館(だっけ?)の方だけ見て回ったんだけど、
もっと時間かけてというか、何回かきてみたいと思った。面白いところだ。